「好きなことを仕事にする」の誤解に注意!好きなことで生きていく方法とは?

こんにちは!カイです。

近年、「好きなことで生きていく」とか「好きなことを仕事に」などのフレーズが注目を浴び、「好きな仕事をして生きていきたい!」という価値観を持った若い人が増えてきていると思います。

ぼく自身、フリーランスとして活動しているため、「好きなことを仕事にする」ことに関しては非常に共感できます。

ですが、「好きなことを仕事にする」の解釈を誤り、結果的に間違った方向に進んでいる人がめちゃくちゃ多いとも思っています。

結論をいえば「好きなことを仕事にする」というのは、趣味や娯楽を仕事にするというものではありません。

では、なぜそう言い切れるのか。

今回は、「好きなことをして生きていきたい!」という若者に向けて、信ぴょう性のあるデータをもとに、ぼくが考える「好きなことを仕事にする」について紹介していきます。

「好きなこと」は趣味や遊びではない


例外を除いて、「好きなこと」は趣味や遊びではない点に注意しましょう。

というのも、趣味や遊びは仕事に結びつかせるのが困難だからです。

たとえば、スケボーが好きな人がそれを仕事にする場合、考えられるのはスケボー選手やスケボーの先生、そしてスケボーをエンタメとして発信するなどがあります。

もちろん、「好きなこと」を仕事にすることはできますが、今この瞬間からパッと収入を発生させられるものではありません。

生きていくためにはお金が必要で、お金を得るためには仕事をする必要があります。

趣味などの「好きなこと」でお金を発生させるためには時間がかかり、確実に収入を得られる保証もないため、今この瞬間からそれだけで生きていくのは論理的に不可能です。

このことから、「好きなことを仕事にする」の「好きなこと」は趣味や遊びの類ではないと考えています。

「今ある仕事を好きになる」が適切な解釈


ぼくは「好きなことを仕事にする」というのは、「今ある仕事を好きな仕事にする」が適切な解釈だと思っています。

なぜなら、今ある仕事をすれば収入に直結するので、それだけで生活に関する心配はないからです。

ただし、「今やっている仕事を好きになれ」ということではありません。

やりたくもないような仕事を無理に好きになる必要はありませんし、それに人には得意・不得意があります。

ぼくが提唱したいのは、「苦じゃない仕事を続けて、それを好きな仕事にする」ことです。

ぼく自身そうなのですが、現在WEBライターとして働いており、別にライティングが好きなわけではなく、苦じゃないから続けているといった感じです。

好きな仕事ではなくても、少なくても苦じゃなければ続けることができ、余裕があればその仕事を好きにできると思っています。

ですので、今の仕事が嫌いというのなら、自分がやってて苦じゃない仕事を見つけるようにしましょう。

好きな仕事を探し続けてはいけない


「好きなことを仕事にする」というフレーズに従って、自分の「好きな仕事」を探している人は多いかと思います。

たとえば転職を繰り返したり、さまざまな業界人から話を伺ってその業界を知ったりなど。

ぼく的には、好きな仕事を探すのはオススメなのですが、探してばかりになっていてはよくないと考えています。

なぜなら世界中には職業が無数にあり、その中から自分にとってのベストな仕事を探していれば、時間がいくらあっても足りないからです。

イエール大学の准教授を務める「エイミー・レズネフスキー」が行なった研究結果として、人がどれくらい仕事を好きでいるのかは、職業だけでは予測できないというものがあります。
(参考元:DIAMOND online)

このことから、「自分の好きな仕事は何だろう?」と自分に合いそうな職業を探し回っても、職業ベースでは結局どれが自分にとって好きな仕事なのかわからないということです。

また同研究では、職務の経験が長ければ長いほど、自分の仕事を天職だと考えている傾向が強いこともわかっています。

つまり、「好きな仕事」を追い求めた人よりも、自分の仕事のスキルが上達するまで長い時間頑張った人が結果的に好きなことで仕事をしているということです。

そのため、苦じゃない仕事をやり続けてその仕事を好きになることが、ぼくの考える「好きなことを仕事にする」です。

仕事が好きになる3つの要素

苦じゃない仕事を好きになるためには、仕事に対するやる気を出してその仕事に没頭することが必要です。

アメリカの作家「ダニエル・ピンク」は、作業にやる気を感じさせるためには次の3つの心理的欲求を満たす必要があるといいます。

  • 自主性:自分の行動は自分で決めたいという欲求
  • 有能感:スキルが上達している感覚
  • 関係性:他人とコミュニケーションを取りたい欲求

これらの欲求が満たされた時、人は仕事に幸福感を覚え、仕事を好きになるそうです。

ちなみに、これらの欲求は人によって感じ方は異なると考えられます。

たとえば、ぼくの場合はフリーランスのような自分の労働時間を自分でコントロールできることに自律性を感じますが、労働時間に規制があっても業務に際する決定権に自由があれば自主性を感じる人もいるでしょう。

大切なのは好きな仕事を見つけるのではなく、苦じゃない仕事に対してやる気を出して没頭し、その中で面白さを見い出すことなのです。

好きなことを仕事にしている人の仕事観


とはいえ、「仕事を好きになる以前に、自分は働くこと自体が嫌い!」と思う人は少なくないはずです。

ぼく自身も会社員時代は、マジで働くことが苦痛でした。

ですが、今は基本的に誰でも仕事は好きになれると考えています。

上記でも紹介した、エイミー・レズネフスキー准教授の別の発表によれば、全ての労働者の仕事観は3つのカテゴリーに分けられるそうです。

  • ジョブ:働く動機が「報酬」にある
  • キャリア:働く動機が「キャリア形成・成長」にある
  • コーリング:働く動機が「社会貢献・他者貢献」にある

その中でも、好きなことを仕事にしている人はコーリングに分類されます。

人は給料やキャリア形成が目的として仕事する場合、働くことに対して本当の幸福を得られません。

労働は生活費を稼ぐための手段と考えたり、自分のキャリアのための手段と考えたりしていては、目の前の仕事に対して関心が持てていないためです。

「好きで仕事をしている」「楽しいから仕事をしている」「何か重要な一部を任せられているからやる」のような考えが、働く意義を見出してくれます。

そのため、「好きなことでを仕事にしたい」と思うのなら、今の仕事をコーリングの意識で取り組んでみてください。

「好きなことを仕事にする」の誤解について


冒頭でも話したとおり、「好きなことを仕事にする」ことを誤解している人はきっと多いはずです。

ホリエモンの著書でも「好きなことだけで生きていく。」とありますが、それだけを見て「よし!好きなことだけしかしないぞ!」と勘違いしている人も多いでしょう。(以前の自分です)

もちろん、好きなことで生きていくことは可能ですが、ぼくはそれが社会貢献・他者貢献が前提になければいけないと思っています。

たとえば、テレビゲームが好きだとして、ただテレビゲームだけやっていてもお金にはならないのでもちろん生きていけません。

自分がテレビゲームをすることでどう人に貢献できるのか、他者にどんな利益を与えられるのか考える必要があるのです。

例えるならゲーム実況がその一つで、自分が楽しそうにゲームをして視聴者を巻き込むことによって、エンタメビジネスを実現しています。

そのため、「好きなことを仕事にする」のは、ただ何も考えずに好きなことをするという意味ではないので気をつけましょう。

まとめ


「好きなことを仕事にする」これを誤解している人はきっと多いはずです。

正しい解釈は「今ある仕事を好きになる」、あるいは「好きなことで他者貢献する」だとぼくは思います。

いずれにしても、最終的には「好きなことを仕事にする」に行き着くはずです。

そして、仕事が好きになれないという人は、コーリングの仕事観を意識してみてください。

コーリングを意識し、なおかつ「自主性」「有能感」「関係性」の3つの心理的欲求が満たされれば、きっと仕事をすることに幸福が持てるようになるはずです。

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