借金の返済がきついなら自分で交渉しよう!交渉時のポイントと債務整理について解説

こんにちは!カイです。

ぼくは現在約450万円もの借金をしているいわゆる多重債務者です。

毎月借金の返済に追われ、使えるお金はほとんどなく困っています。(笑)

とはいえ、今は毎月ギリギリ払えていて、生活もある程度安定はしています。

しかし約1年くらい前は毎月の返済額が多すぎてめちゃくちゃ滞納していました。

自己破産まで考え、法律事務所へ足を運んだほどです。結果的に何もせずに相談で終わっただけですが。

ただ、現在の収入は1年前とほとんど変わっていないものの、自己破産もせずに滞納することなく安定して返せています。

なぜ安定して返せるようになったかというと、それは債権会社に直接交渉したからです。

消費者金融やクレジットカード会社などへ電話し、毎月の返済額を減らしてくれないかなどを相談しました。

では、具体的にどうやって交渉したのか。

そこで今回は、今まさに借金が返せなくて困っている人に向けて、借金の交渉について紹介していきます。

借金の返済は交渉できる

まずはじめに、借金の返済額や返済方法については、誰でも債権会社へ交渉することができます。

「債権会社から請求された金額と期限は守らなくちゃ。」と考えている人は多いかと思います。

ですが、借金の返済額や返済計画については基本的に自由で、債務者の希望を伝えればそれに応じてくれる債権者は多いです。

たとえば、「毎月の支払い金額を2万円から1万円に変更してほしい」や「利率を18%から15%にしてほしい」などの交渉に成功すれば、毎月の支払いにゆとりが持てるようになります。

大切なのはこちらから伝えることです。

債権会社の方から、利息のカットなどの提案はほとんど行われないので、自分から希望を伝えなければいけません。

仮に毎月5社に10万円返済していたところ、それぞれ交渉に成功して月の返済が5万円〜7万円になれば、少なからず生活に余裕を持てるのではないでしょうか。

ですので、「毎月の借金返済がきついな」と思う人は、まず債権会社へ交渉してみることをオススメします。

借金は無理して返すと損する可能性が高い

基本的に借金を無理して返すと損する可能性が高いです。

なぜなら、少しでも滞納すれば高い利率の遅延損害金が発生するからです。

たとえば、「毎月少しでも多く返済して無駄な利息を払うのを避けよう」と考え、無理して借金を返している人は多いかと思います。

たしかに、毎月の返済額を増やして短期的に完済すれば、無駄な利息を払わずに済み、支払う金額も総合的に少なくて済みます。

しかしながら、あまり無理をしすぎても生活に余裕を持てませんし、無理したせいで少しでも返済が遅れれば意味がありません。

遅延損害金は20%など高利率なことがほとんどで、元金と利率によっては月に1万円以上も無駄に払うことになります。

借金は毎月の返済を無理せず、少しずつでも自分のペースで返すことが非常に大切なんです。

債権会社へ交渉する時の3つのポイント

債権会社へ交渉には以下3つのポイントがあります。

  • 具体的な金額と返済計画を提示する
  • このままでは払い続けられないことを伝える
  • 返済する誠意を見せる

ここからは、それぞれのポイントについてくわしく解説していきます。

具体的な金額と返済計画を提示する

交渉時は必ず具体的な金額と返済計画を伝えましょう。

債権会社は自分たちにとって不利益になる提案をすることはありません。

こちらから金額などを提案すれば、債権者はその提案を元に交渉に応じるかどうかを判断します。

たとえば、現在月に2万円返済しているとして、ただ「金額を減らしたい」と伝えても、毎月2千円程度の減額など現状とあまり変わらないことが多いです。

しかし、こちらから「月の支払いを2万円から1万円にしてほしい」と伝えれば、向こうはそれに対してOKかNGかを判断します。

仮にNGだとしても、「1万円は無理ですが1.2万円はどうですか?」と代替案を提示してもらえる可能性が高いです。

そのため、借金返済の交渉をする際は、必ずこちらから具体的な金額を返済計画について提示しましょう。

このままでは支払い続けられないことを伝える

交渉時には、このままでは支払いが滞る可能性があることを伝えましょう。

支払いが滞るのは相手からすればデメリットです。

貸したお金が全額返ってこないリスクがありますし、債務者が弁護士に相談する可能性があります。

万が一、債務者が弁護士に相談して自己破産をされようものなら、債権会社はお金を返してもらえなくなります。

債権者としては、毎月きちんと返してくれるに越したことはないので、支払いが滞る可能性があると聞けば、それ相応の対応をしてくれる可能性が高いです。

返済する誠意を見せる

当然なことではありますが、返済する誠意はきちんと見せることが大切です。

なぜなら、交渉はあくまでもお互いが対等に話し合い、お互いが問題解決のために歩み寄る努力が必要だからです。

いくら相手が債権会社とはいえど、その中身は人間なので、債務者が横柄な態度をとればそれなりの対応をされます。

たとえば、返済が遅れていることに申し訳なさが感じられなかったり、「自己破産してもいいのか?」など上から目線で話せば交渉に応じてくれない可能性が高いです。

一方で、払う気持ちはあるものの、どうしても払えない状態であることを伝えればきっと理解してもらえます。

ちなみにぼくは消費者金融に10万円借り、2ヶ月目に返済が滞った時に割と怒られました。(笑)

その時相手側は「こいつ返すつもりないだろ」と思ったわけです。

要は、お金を借りる側も、貸す側も、人間同士なので、交渉はお互いがお互いを理解して話し合うことが大切なんです。

債権会社へ借金の交渉をするメリット・デメリット

通常、債権会社へ交渉するのは弁護士などの専門知識を有している人です。

では、法律の知識が乏しいひとりの素人が、債権会社へ直接交渉することにどのようなメリット・デメリットがあるのか。

以下で解説していきます。

個人で交渉するメリット

個人が債権会社へ交渉するメリットは3つです。

  • 生活に少しだけ余裕が持てる
  • 交渉する費用がかからない
  • ブラックリストにはのらない

交渉が成立すれば、毎月の支払い額を抑えられるため、生活にゆとりが持てるようになります。

毎月返済に追われてまともな生活ができていない人や、常に借金返済のストレスがかかっている人には大きなメリットです。

また、自分で交渉すれば費用もかかりませんし、交渉が原因でブラックリストにのることもありません。

そのため、毎月の返済に困っている人は一度交渉してみる価値はあるといえます。

個人で交渉するデメリット

個人で交渉するデメリットは以下の3つです。

  • 根本的に借金が減るわけではない
  • 個人による交渉には限界がある
  • 交渉が成立する可能性は高くない

ぼくが推奨している個人での交渉は、毎月の返済額を減らすだけで、根本的に借金を減らすことにはつながりません。

むしろ、少額での支払いをすれば返済期間が延びて、結果的に利息を多く支払うことになるため、結果的に支払う額が大きくなります。

また、個人による交渉には限界があり、カットできる利息や毎月の支払いの減額も大きな期待はできないです。

さらに、交渉の素人であり法律的な知識も少ない一般個人が交渉するので、その成功確率も高くありません。

場合によっては、債権会社からの信頼を失うことにもつながります。

そのため個人で交渉をする際は慎重にならなければいけません。

根本的に借金を見直すなら弁護士に交渉してもらう

交渉するなら弁護士または司法書士に頼むのも選択肢の一つです。

弁護士は借金相談にも応じており、法律的な観点から各債権会社に交渉してくれます。

交渉のプロでもあるので、個人で交渉するよりも有利な結果になりやすく、さらに交渉に成功する可能性も高いです。

ただし、弁護士などに依頼する場合は債務整理という形になるので、以降数年間はどこからもお金を借りづらくなるデメリットに注意が必要です。

以下では、債務整理について説明していきます。

債務整理とは

債務整理とは、借金の減額や返済に猶予を設けたりする手続きのことで、債務整理をすれば借金に追われる生活から解放されます。

多重債務など借金をしすぎて首が回らなくなった時などに有効的な手段です。

債務整理には大きく分けて3つの種類があります。

  • 任意整理
  • 民事再生
  • 自己破産

どの債務整理を行うかは債務者が選択することができ、債務の状況などによってどれが最適な選択肢かが異なります。

ただし、どの種類の手続きを行っても、債務整理をすればブラックリストとなり、以後5〜10年間はどこからも借入できなくなることに注意しなければいけません。

以下では、それぞれの債務整理についてくわしく解説していきます。

任意整理

任意整理とは、借金の減額や今後の利息をカット、また長期分割の対応を交渉する手続きです。

債務整理の中でも最もよく利用されている手続きで、借金による負担を大きく下げることができます。

たとえば、元金100万円で年利率18%の借金があり、それを3年間で完済する場合、単純計算で月約4.5万円の返済となります。

しかし、任意整理で利息をカットして5年間で完済する場合、月約1.6万円の返済ですみます。

また、債務整理は整理したい業者を選べるので、たとえば奨学金のような連帯保証人を立てている借金も整理され、連帯保証人が迷惑がかかる事態にはなりません。

もちろん、差し押さえられて持ち家や車を没収される心配もありません。

任意整理の特徴をまとめると以下のようになります。

任意整理の特徴

  • 将来的な利息をカット
  • 残債が3〜5年の長期分割にできる
  • 毎月の返済の負担を大きく下げられる
  • 債務整理する債権者を選べる
  • 基本的に借金の元金は減らない
  • ブラックリストに入る

このように、任意整理は元金そのものは減らないものの、毎月の返済負担を大きく下げられ、さらに整理できる業者を選べる点が大きなメリットです。

民事再生

民事再生(個人再生)とは、債務を原則5分の1まで減額して、残債を3〜5年間かけて返済する債務整理です。

任意整理とは違って、残債が大幅に減額されるので、借金の悩みやストレスからほとんど解放されます。

また、一定の条件を満たせば住宅や車などといった財産を没収されないため、借金の負担もほとんどなくなり、財産も取られない良いとこ取りな手続きといえます。

ただし、任意整理よりもブラックリストにのる期間が長くなるとされており、さらに債務整理する債権者を選べないので保証人を立てている借金には保証人に負担が及ぶデメリットに注意しなければいけません。

民事再生の特徴をまとめると以下のようになります。

民事再生の特徴

  • 元金を大幅にカットできる
  • 3〜5年の長期的な返済ができる
  • 住宅や車を手放さずに手続きできる
  • 借金返済の負担からほとんど解放される
  • 保証人に影響が出る
  • ブラックリストに入る

このように、民事再生は任意整理よりも借金の負担が減り、さらに財産も手放さなて済みますが、持ち家や車などの財産を持たない人には、メリットがあまり得られない手続きでもあります。

自己破産

自己破産とは、全ての借金をなくす債務整理です。

数千万円という多額の借金があって返す見込みが立たない人や、借金が少なくても毎月の返済で首が回っていない人なら、自己破産をするメリットは大きいです。

ただし、自己破産をすれば持ち家や車をはじめとした、一定以上の価値のある財産はすべて没収され、もちろん保証人を立てている借金はすべて保証人に返済の義務が発生します。

また、借金の原因のほとんどがギャンブルおよび浪費によるものの場合は、自己破産が認められないケースがあります。

さらに自己破産するためには条件があり、支払い不能である、つまり今ある債務を完済することが不可能と判断された場合にしか手続きできません。

自己破産の特徴をまとめると以下のようになります。

自己破産の特徴

  • 全ての借金の返済義務がなくなる
  • 財産をほとんど没収される
  • 誰もが自己破産できるわけではない
  • 保証人に影響が出る
  • ブラックリストに入る

このように、自己破産は全ての借金を返済できる大きなメリットがありますが、奨学金など保証人を立てている借金がある人は注意しなければいけません。

債務整理についてもっと知りたい方は「債務整理とは?3つの手続きのメリット・デメリットまで徹底解説」にてくわしく解説しています。

借金の返済に追われているなら弁護士に相談してみよう

毎月借金の返済に追われ、生活が苦しいという人は一度弁護士もしくは司法書士に相談してみることをオススメします。

弁護士・司法書士の事務所によっては、はじめの相談は無料で受けているところもあるため、今の状況について相談するだけならお金はかかりません。

実際、ぼくも弁護士事務所へ行って無料で相談を受けたことがあります。

そこで今の状況を伝え、債務整理のメリット・デメリットを聞き、当時の自分に最も適した選択肢として「自己破産」を推奨してもらいました。

結果的に自己破産を含め債務整理をすることはありませんでしたが、専門家に相談したことによって、悩みから少し解放された気持ちになることができました。

もし、今借金の返済で悩んでいるなら、一度弁護士・司法書士事務所で借金の相談だけでも受けてみることをオススメします。

無料で受けられ全国対応している司法書士事務所として、以下の司法書士法人杉山事務所があります。


まとめ


借金の返済に困ったら、直接債権会社へ交渉しましょう。

交渉を断られる可能性もありますが、自分から何か行動しない限り、今の状況は変わらないままです。

それに、毎月の返済の負担を下げることで、結果的に支払う金額を下げられる可能性がありますし、生活によとりを持つことができます。

そのため、仮に断られるとしても交渉する価値は十分あるといえます。

万が一、交渉を断れたり、どうしても自分では交渉する勇気が持てない人は、一度弁護士・司法書士事務所へ相談しましょう。

債務整理をしないにしても、相談することによって、少し悩みから解放されるはずです。

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